破局噴火で原子力施設がどうのこうのって言う話がどうでもよくなる理由がここにある様な気がする。

これは戯れ言です。

破局噴火が起きるとあの原発が手に負えなくなるから、破局噴火の影響のおよぶところの原子力施設は即刻撤去すべきだという話が時々聞こえるのだが・・・

人間が経験している火山活動で比較的近年どういう環境変化が起きてどうなったかという記録は200年前のタンボラ噴火の例がいいのかもしれない。

史上最大の噴火は世界をこれだけ変えた | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

1815年と言えば、日本で言えば江戸時代末期になるのだが、かなりの気温低下を招き15年後に天保の大飢饉を迎えることになる。

江戸時代 – 日本史年表 — Key:雑学事典

記事によると現代の状況は、人口も増えさらに寒冷化による飢餓も増えるだろうと予測されている。

その影響年月は15~20年と予想されるとしよう。

自然エネルギーでは、太陽光発電なんかは使えるはずもなく・・・

風力だって自然変化がどうなるか解らないから確保の見込みが立たないだろう。

化石エネルギーの運搬なんかも滞るだろう。枯渇の問題も有る。

この全世界の人間をまかなうための化石エネルギーの収奪も始まるに違いない。

ここまでくれば、火山近傍で原子力施設が手に負えなくなってメルトダウンして放射性物質まき散らしていようが、そんな事はどうでも良いような状態になると思う。

超エネルギー不足をまかなうには、現時点ではかなりの量の原子力エネルギーに頼るしかないわけで、近傍のカタストロフィーによる原子力施設の暴走がどれだけちっぽけな話か解る。

福島第1原子力発電所の垂れ流しのあれで、だいたい半径30kmくらいである。3倍見込んでも半径100kmくらいだろう。

むしろどこの火山が破局噴火をするのか解らないのであるから、エネルギーを供給するインフラとしては温存して置いた方が良い。

原子力に変わる安全なエネルギーの確保の見込みが立つまでは・・・

人間が立ち向かえない災害に対して、焼け石に水かも知れませんが、トレードオフで保険を担保するのは、もっと広い目で見た方が良いと思う。

これはあくまで戯れ言です。苦情は受け付けません。

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