名古屋市域の大規模盛土造成地マップが公開されたそうです

2013/09/10の中日新聞の名古屋市欄をみていたら、こんな記事が出ていました。

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名古屋市もやっと思い腰を上げたというのか・・・やっとと言った感じです。

それにしても、盛土だらけだ(笑)。そういうわけでサイトに行ってみました。

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名古屋市:大規模盛土造成地マップ(事業向け情報)

こう言う形で、名古屋市には谷埋め盛土がいっぱいあるそうです。

ここは新第三系の堆積物の地質なので、緑色で塗られていないところは逆に亜炭の採掘穴が残っていたりしてと言う話も有りそうです。

この辺りで不思議に思っていることは、丘陵地の地下水の水位が標高0mくらいまで行かないとないと言うことです。

いわゆる標準貫入試験のN値は新第三系の堆積物とは思えないほど低いのですが、地山の地すべりが発生した例を聞かないのはそのせいなのかも知れません。

谷埋め盛土のところは、盛土と地山の境界付近に水位があるだろうから、場合によっては側方流動するのだろうなあとは思います。

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さて私の住んでいる名東区ですが、ここも盛土だらけです。

名東区の中心を走る東山線(黒い太線)とその脇の幹線道路の東山通のところはもっと谷埋め盛土があると思っていたが、以外と少ないと思いました。これなら基幹路線としては被災も少なく復旧は早いかも知れません。

私が今の家に転居するときに、会社にある古地図とにらめっこしていたのですが、それとは少々違う見解になっています。

私の住んでいるところはグリーンの中・・・には一応入ってはいませんが近接しているので、たぶん影響はでるのだろうと思います。

ここらあたりのマンションはみんな杭基礎で、杭も深いですから戸建ての建物に影響があるような気もします。

何にせよ、地中に設置されているインフラは全部ダメになるだろうから、大地震の時は復旧が大変だろうと思った次第です。

私は、洪水が頻発する地域で液状化するようなところよりはマシだと思って住んでいるというのが正直なところです。

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