設計定数を求めるための代表N値の決定方法

地盤調査を担当していると、一番目にする原位置試験のデータはN値です。

よく設計定数を求めるためにその基となる代表N値を決めるのですが、普通に平均値を代表N値とすると、N値のばらつきが大きかった場合には、やや大きく評価してしまう結果となります。
そこで、通常は平均N値と標準偏差を用いて、代表N値=(平均N値-標準偏差/2)として求めることが多いわけです。

しかしこの決定方法の根拠は、道路土工や道路橋示方書や地盤調査法や色んな文献を見ても、こうした方が良いと書いてはいません。実を言うと、私はこれは便宜的に使っているだけのものだと思っていました。
それでも、担当者からはこの整理手法の出典を求められることが多いわけで、何処にあるものか・・・と探していたわけです。

今行き着いている文献は、「基礎工 Vol.37,No.4(2009):特集:最近の基礎設計に用いる地盤物性値」のpp.009~pp.012にある、「道路橋基礎設計に用いる地盤物性値の評価」という所に書かれています。

これを見るとばらつきが多かった時に、そういう判定をすることとあり、さらにばらつきが大きい場合には技術者判断を要すということが書いてありました。

現在刊行されている書籍に、これが書かれているものを知りません。ご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。

Follow me!

設計定数を求めるための代表N値の決定方法” に対して2件のコメントがあります。

  1. KOMATSU より:

    代表N値=(平均N値-標準偏差/2)の式は、「土質データのばらつきと設計」昭和63年 (社)土質工学会の2ページ に書かれています。
    たぶん、いまでも、地盤工学会のこの書物は購入できると思いますが・・・。もし、必要でしたら、その部分の抜粋ページをscanデータで送ってもいいですよ。

  2. happyman より:

    KOMATSUさん。コメントありがとうございます。
    うちの会社の書庫にあるか一度探してみます。
    地盤工学会のサイトによると、この書籍はオンデマンド化されているみたいですね。
    また改めて探してみようと思います。

    どうもありがとうございました。
    またコメントいただけますと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

前の記事

根なし地盤の支持層について

次の記事

ハイチ地震