NHKスペシャル「MEGA DISASTE3 巨大地震見えてきた脅威のメカニズム」を録画で見た

NHKの9月恒例の災害シリーズの3回目は巨大地震。

シリーズ2回にわたって放送されたメガクエイクのプレート地震版の続きのような回となりました。

まあ普通に面白かったです。

地震が増えて、地震計も増えたので地震波トモグラフィ解析がどんどん進んでいるようです。

知らなかったのはヘリウム3の話と、プレート境界の角度の違いの話かなあ。

まあ、南海トラフの地下構造はボッコボコで、東日本地域よりも汚いということですかね。

太平洋プレートと同じようにあの突起が外れて滑る構造を、南海トラフでは想像しにくい世界ではあります。

東北太平洋沖地震(東日本大震災)後に沢山の余震が起きていますが、その起振源が地下構造を解析する資料になっているようです。

3.11の地震の復習。

地震波トモグラフィーで地下構造を解析してみると、硬い部分と大地震を起こす震源には関係が深いことが解ってきた。

今回は固着域(アスペリティ)という言葉は1回も出なかった。(まあ否定されたことになっているのかなあ?)

つるっとしたプレート境界と、ぼこぼこのプレート境界があるようだ。

大地震を引き起こしているところはボコッとした突起の部分であると言われる。

まあ引っかかってるんだから平面的考えの固着域から固着点になったということか。

鹿島海山のような山が潜り込んだ名残といわれている。

地震後の震源付近の海水を調べてみると、今まで見られなかったヘリウム3という物質が発見された。

ヘリウム3は、マントル中に多くあると言われている。

地震を最終的に起こす滑らす物質は、マントルから供給される地下水と考えられるようになった。

チリでは地震の宝箱のような状態なんだな。それにしてもM8以上に限定しても数が多い。

プレートの潜り込む角度によってその地震の頻度が違うと言う話になっていた。

それなら、インドネシア周辺でM7~8クラスが頻発しているプレート境界の調査例も挙げて欲しいところ。

プレート境界の接する面積によって歪みがたまる量が異なるとのこと。

低角度に沈み込むフィリピン海プレートはチリと似ていると言う話。

東海沖と四国南東沖には特に硬いプレート塊が居るらしい。(昔、固着域(アスペリティ)と言ってた所と同じ)

固着点がでかすぎてやっぱり固着域みたいな感じである。

東北の断面とは比較にならないくらいボッコボコである。

まあいつかは南海トラフで地震が起きることでしょう。

いつどこで起きるかは人間には今のところ解らないんだけどね。

NHKスペシャル|巨大災害 MEGA DISASTER地球大変動の衝撃第3集 巨大地震見えてきた脅威のメカニズム

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