新技術というのは会社の存亡を左右するリスキーな技術なんだろうか?(東亜建設工業さんに思う・・・)
もうここぞとばかり、液状化対策工事不良に関して東亜建設工業はカミングアウトを始めたようだ。
同情する記事を書いてしまったなあと、勇み足を踏んだなあと後悔したんだけど、朝日新聞の記事を読んだらこんなことを邪推することに至りました。
金科玉条の仕様書通りにやったら、何一つ上手くいかないじゃ無いかと泣いてるようにも見える。
結局積算するだけの物事を把握できてない人が悪いんじゃ無いの?
あ?請け負け?そうだよね。請け負けだよね。
福岡・松山空港でもデータ改ざん 液状化防止工事めぐり:朝日新聞デジタル
設計書通りに薬液注入したら、滑走路が盤膨れして、発注者から「事故だ!違約金払え!」ということになる。
仕様書通りの数量通りに薬液が注入できなければ、発注者から「施工不良だ。検査が通らない。」ということになる。
薬液注入って水のような流動性の高い物質を地中に注入していると発注者は思っているのだろうか?
土粒子の間の空隙を充填する目的で行うものだろうけど、そんな都合良く地下水が入ってるところだけ薬液が置換できるわけ無いと思う。
それを理論値に近づけろという金科玉条な仕様書は、役人の責任逃れのための仕様書には優良書かも知れないが、受注者においてはこんな厄介なものはないな。
そもそも既存施設を運用しながら、対策工をやりましょうなんていう都合の良い話自体がおかしいのでしょう。
目を開けたまま寝言を言えるようになれば出世できます