大雨で広島県広島市安佐南区の住宅基礎の斜面が崩壊したらしい
ニュースに、「大雨で広島県広島市安佐南区の住宅基礎の斜面が崩壊した」と出ていたので、どんなところかいつものようにGoogleさんで野次馬してみた。




広島市で民家の基礎部分崩落や倒木、雨の影響か | 中国新聞デジタル
そういうわけで崩れた斜面は、2m弱の吹付モルタル擁壁?と言うわけで、気になるので見てみました。

多分ここです。吹付モルタル擁壁なのかどうかよく解りませんが、ストリートビューでは斜面下に家屋(現在は解体済)が建っているので解りません。
それにしても背後の裏山は法枠斜面工事がされています。

イエローゾーンに設定されているようなところなので、ちゃんと斜面対策工がされていたことが解ります。
それにしてもこの地形おかしいな。谷筋が山になってます。

この谷筋は掘削によって付け替えられているように読み取れます。
そして崩壊現場は、沖積錐の扇頂部にですかね?
背後の水ミチの末端部に来ますので、そういう影響が出ていたのかなあ?と現場も見ていない他人事のおじさんは解釈しました。
吹付背後の土砂は盛土かもしれませんが、旧谷筋から供給される浸透した表面水の排水性が悪くなって崩れ落ちたように見えます。
基礎の落ちた家はまだ新しいようですが、これは補修して使えるかなあ?と思った次第でした。
斜面下の土地も売れませんよね。これじゃ。
備えあれば憂いなし
