石垣島で品種改良

新潟県の看板米銘柄「こしひかり」。
コシヒカリの品種改良を石垣島でやっているらしい。

私は、「あ~温暖化とか問題になってるしね。今の新潟がちょっと暖かくなっても美味しい米作るための研究なのか?」と思っていたのですが、そうでは無いようです。

二期作ができるので品種改良が短縮できるというのがその目的のようです。
でも、温暖な気候で作った品種を、新潟に持ち帰って栽培したら、その気候に組み込まれた成長因子が問題にならないのだろうか?素人が考えたらこんなことを思ってしまったのでした。

なんてもかんでも、温暖化に対応なんて頭の中に浮かぶのは、貧困な発想だなと感じる。

コシヒカリ超えろ…新潟県、新品種を石垣島で栽培 : ぐるめ : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

コシヒカリ超えろ…新潟県、新品種を石垣島で栽培

 新潟県が、日本一のブランド米と評判の新潟コシヒカリに食味で勝る、究極の新品種づくりに取り組んでいる。

 3月には、温暖で年2回の収穫が可能な沖縄・石垣島に種を持ち込み、開発を本格化させる。

 プロジェクトは2008年、8か年の「超コシヒカリ」計画としてスタート。県農業総合研究所作物研究センター(長岡市)に開発チームが結成された。「おいしいけど値段が高い」というイメージが広がるなど、ブランド力に陰りが出てきたとの危機感からだ。15年度の品種登録、17年度の生産開始を目指す。

 開発では、コシヒカリ系を軸に様々な種を交配させて、優れた個体を選抜する作業を繰り返す。「他県産との競争に勝つためにもスピードが必要」(同センターの田村良浩・育種科長)と通常10~15年必要とされる作業を8年とした。

 計画3年目の今年、石垣島で栽培するのも、2期作が可能な地で1年に2年分の世代促進をさせ、開発期間の短縮を図るためだ。3月初旬に種まきをし、7月中旬に1回目の収穫を実施。8月中旬から11月にかけて2回目の栽培を行う。

 同センターの石崎和彦専門研究員は「味は既にコシヒカリに匹敵するレベルまで来ている。病気に弱いなど欠点を補う改良を進めたい」と意気込んでいる。
(2010年2月21日14時45分 読売新聞)

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