社格

今収益を上げている事業というのは、いずれは枯渇するわけで、次に収穫するための畑を作っておかなければならないという話です。
その畑では、なかなか種が発芽しません、育つのも難しいかも知れません、花が咲かないかも知れません、花が咲いても結実しないかもしれません、実が収穫できても美味しくないかも知れない。非常に厳しいものだから、いっぱい種を蒔く必要があるとおもうのですが、ここで日々の仕事をしていると、萎えてきます。

私自身がそういう部署に配属されたいとも思いませんが、そう言う姿勢のある会社に勤めたいと、最近つくづく思うようになりました。まあこの業界そのものがそんなバイアスのひとかけらもないような気がしないでもありませんが・・・

そういえば・・・某会社は赤字7年でも事業継続を認めたとかいっていたから、そう言う良い会社は同業他社でもあるのだと思います。

ここですか?月曜日朝から一週間が絶望させる気分になる記事を書いたことを後悔しています。

「赤字が人を育てる」と社長がいえる企業:イザ!

不況になると、企業の社格がしぜんとそと目にもわかってくる。見かけ倒しの派手な会社や、社長だけが話題になっているところは、こういう経済危機のご時勢には、気の毒なほどもろい。その点、底力のある企業には、うらやましいくらいの余裕、未来をみつめる姿勢を感じる。

Commented by

yoshi18 さん

確か、一橋大学の伊丹敬之教授の本だったと思いますが、企業は「健全な赤字」の部門を持つべきだ、という理論を読んだ事があります。
現在は赤字でも、次の時代にその会社の収益源となるべき事を研究、開発する部門が必要だという理論です。
「苦節46年で黒字になったのは昨年」というのは「健全な赤字」と言えるかどうか分かりませんが考え方は一致していますね。
伊丹教授は「人本主義」でも有名ですが、所謂、アメリカ的標準の呪縛を否定しています。

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