能率と効率の違い(宋文洲さんのブログより)
技術士は、職人有るべきか?の自分への問いの回答案の一つのようなことが、宋文洲さんのブログに書かれていました。
一個人の技術屋としては能率を求めます。私も能率を考えてます。
ただ会社にいる一企業人としては、効率を考えないといけません。
慈善事業ではありませんから、費用対効果をしっかり考えてないとダメです。
このあたり・・・色々自分でもジレンマがあります。
能率と効率の違い・・・このブログを読んでもはっきり理解できません。でもニュアンスは解ったような気がします。
ISO9001を馬鹿にしている自分がここにいます。
「標準」というのは、トヨタではその時々にあわせて変化するものだとあります。
変化しない標準は形骸化したマニュアルであり、トヨタの標準はそうではないようである。
ISOをうまく使うことができれば、(その時々によって変化する標準が作って行ければ)、企業にとってはマイナスにならないのでしょう。
この業界に適しているかどうかは・・・わかりませんが・・・
「職人」はなぜいけないか。この質問を若松さんにぶつけたたら面白い答えが返ってきました。「職人は能率を求めるが、経営は効率を求める」と。
私のような外国人がもちろん、多くの日本人も「能率」と「効率」の区別ははっきり付かないと思います。若松さんは「能率は職人の能力で部分最適化であるが、効率は経営の能力で全体最適化だ」と言い切りました。