令和元年度技術士二次試験建設部門土質および基礎の問題を見てみたよ。(その2:選択科目3)

そういえば中途半端に筆が止まっていました。

令和元年度技術士二次試験建設部門土質および基礎の問題を見てみたよ。(その1:選択科目2)

そういうわけで選択科目3を見てみます。

選択科目3なんですが、また何か建設一般の問題に戻ったのか?みたいな問題になりました。

1.地盤構造物(社会インフラ)の維持管理の話

2.地盤の不確実性に伴う施工トラブルの話

それぞれに対して(1)課題の抽出(2)課題の掘り下げと解決案の提示(3)解決案に対して新たなリスクと対策についての検討というテーマが与えられています。

いやぁ本当に抽象的ですねえ。これに対して原稿用紙3枚を埋めるってのはなかなかハードな話です。

問題見てすぐに書き始めたら、たぶん1.5枚目くらいに八方塞がりになりそうな感じになります。

ここは、かなりキーワードを問題用紙に書き連ねてマインドマップを作ってから、書いていかないと3枚埋まらないような気がするのでありました。

私は、ボーリング屋さんの小僧なので、2を選択することになると思いますが、発注者の言われたままに「ここ掘れわんわん」な気分で仕事している人にはかなりキツイ問題になるような気がします。

(1)地盤の不確実性の影響に対応する話については、各構造物に対してとかく問題になりやすいことを一例ずつ列挙する形になるかな。

(2)最も重要と考える課題は、どの採点者にも「あーそうだよね」って納得するような課題を挙げる必要が有ります。

土質なら、流路変更にともなう堆積物の水平方向の不連続性みたいな話とか、地質っぽいところなら、花崗岩の不規則な風化帯の分布状況とか・・・得意分野を書き倒す。

(3)ここは結局自分の得意分野で仕事していた部分で行き詰まったことを整理して書くと通りが良いような気がします。それの対策は自分がその業務でやったこと。

丸暗記の経験論文の問題が無くなって、こういう問題を見ていると即応力を見られていると同時に、それだけでは無いものも要求されているような気がしました。

これ、今の私が受験したら、合格点もらえるかなあ?今年度の問題をみていると・・・うん微妙って気がしてきました。

 

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目を開けたまま寝言を言えるようになれば出世できます

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