南海本線の橋梁はありゃ基礎の洗掘だよな・・・(台風21号被災)
運転士が気がついてブレーキかけたら、止まりきれずに橋梁を渡ってしまったのは、多分不幸中の幸いだったと思う。
橋の上で止まったら、車両転落して、ここに慰霊碑が建っていたかも知れないな。
信楽高原鉄道事故が1991年、福知山線脱線事故2005年、周期的にはそろそろ電車の大事故が起きるゾーンには入ってるだけに・・・
雨で沈んだ線路を電車通過 運輸安全委が現場調査 | NHKニュース
雨で沈んだ線路って表現がもう・・・???なのですが、河川の増水による橋脚基礎の洗掘でしょう?
洗掘対策していなかったのでしょうか?基礎地盤が洗い流されて沈下したと。
急ブレーキが効いて、ここに電車が乗ったままなら橋脚倒壊もありえたことですし、その時間の河川の増水を思うと、ほぼ乗客全員溺死体になっていたような気がします。
福知山脱線事故とは別の意味で、おぞましい死体の山を自衛隊が回収する事もありえた事故のような気がしてなりません。
ホルモンもさい干しも、昔はタダ同然だった – 二階堂ドットコム
時々、読んでいる二階堂ドットコムさんの記事に、なんか気になることが書いてありました。
(勝手にコピペしてすいません・・・それにしても専門の人が撮るような写真を撮っていらっしゃる。)
洗掘対策のために鋼矢板を上流側に設置してあったようです。
上流側だけに設置したのはどうしてなんだろう?と思うのですが、このブログが書かれた時点で、素人さんが「大丈夫?」って書くレベルの橋脚基礎の状態だったようです。
少なくとも下流側まで基礎周面全部に鋼矢板を入れていたなら、まあこんな状態に波ならなかったんだと思います。
まあ橋梁流出寸前まで運転していた南海電鉄さんの運転方針のほうがおかしいわけですが、そういう会社はメンテナンスも少し問題があるのかも知れません。
関西50年前:【昭和42年4月】写真で振り返る「今月」 – 毎日新聞
1967年(昭和42年)にはこんな事故がここで起きていたらしいですね。
今回、橋梁の上で列車が停止してたら、まあこうなっていたかもしれませんし、当時と違って川は大増水ですから・・・やっぱり溺死体が大阪湾まで散らばったと思います。
南海電鉄は運が良いのかも知れません。(運転手さんも運が良いんです。)
補修なしというのか、点検してたの?って話なのでしょう。