近鉄生駒線法面崩壊雑感(台風21号被災)
宅地の基礎ってあんなもんだよね・・・あんなもんだっけ?
そんな古い家には見えませんが、結構な高さの法面上の宅地にやっぱり家は買いたくないな。
まあの鉛筆みたいなもので、支えたから家が線路に落ちなかったと言うべきか・・・
実は標高の高いところが崩れてなくて・・・
低くなるところが崩れてるみたい。
こういうときはやっぱり古地図を見ておきたくなります。
近鉄生駒線ってかなり古い路線のようで1922年に開通しているそうです。
あくまで地図上での話ですが、多分崩れたのはこの部分かと思います。
なるほどなるほど、最初は小高い丘の切土かと思いましたけど、そちらの切土の擁壁は崩れていません。
標高の下がったところの擁壁は、造成レベルまでかさ上げした盛土の部分に相当するような気がします。
鉛筆みたいな杭は、旧地表面の比較的安定した地盤まで入れ込んでいたのでしょう。
今では見る影もない地形ですな・・・
備えあれば憂いなし