杭打ち機の転倒事故にぞっとする
少し前におきた、外環道の杭打ち機転倒事故の原因が、ケンプラッツに出ていた。
外環道の杭打ち機転倒、原因は局所的な埋め戻し|日経コンストラクション
そういえば少し前に担当した仕事に、「建て替えに伴う建設現場に杭打ち機を入れたいんだけど、試掘したら昔の建物の地下部が埋め戻されずに残ってたんだ。調べてくれ!」ってのがありました。
私も、その話を聞いたときに、「もし空洞があったら杭打ち機が有ったら転倒して大事故になりますねえ・・・」なんて話をしていました。
解体した業者が悪いんだが、地下階のある建物の解体って結構クセが悪く、埋め戻しが適当なことが多いらしい。
まあ今回の杭打ち機の転倒事故は、掘削後の埋め戻しを適当な土で埋め戻して、転圧されていなかったようでありますが、武蔵野礫層の雨水の浸透性があまり良くなくて、埋め戻された部分が溜まり水でうんでいたのかなあとも思ってしまったのでありました。
敷き鉄板を敷設していれば、大丈夫なんてこと無いんですね。荷重がちょうど変なところにかかってしまったとは思うのですが・・・