新入社員に育ててやるなんて言葉なんかおこがましくて言えません

私の心の師匠である、太田さんがブログでこんな事を書いていた。

 

ぼちぼちと2 : 考えることと妄想すること

上司の小言も「本当に人を育てようとしている気持ではないかもしれない」と妄想すると、答えが見えてくる場合もあると思います。(人を育てる。などということを簡単に口走る人が、人を育てることは経験上ありません)

ちょっと心にとまったことが有りまして、ブログに書こうかどうか躊躇していたのですが、太田さんがこんな事書いちゃったから、書いちゃえと言う気分になりました。

 

今年は、私の職場にも新入社員の研修として、1年生社員がこんな場末の零細事務所にやってきている。

私のような行儀の悪い人間は新人教育には不適格なので担当から外れていたんだが、何故かいきなり「今現場やってますよね?彼を現場に連れて行って欲しいんですが・・・」と担当の人に言われた。

一人目の新人は私とは一切関わることが無かったので、全員そういう方針で行くんだと思っていた。それなのにいきなり私にそんなお鉢を回してくるのだから、いろいろ勘ぐってしまったのである。

どうやら、一人目の人はとても素直で真面目でたぶん頭の良い子だったのだろう。担当者は気に入ってしまい「じゃあ俺が面倒見る!」みたいな感じだったようで、個人的にも飲みにつれて歩いていたらしい。(さぞかし子分が出来て嬉しかったのだろう)

二人目の人は、いまどきの学生気分の抜けていない子という評価をしたようだ。いろいろ行動一つ一つが当人のしゃくに障るようで、もう手放したいといった感じになったようだ。

 

現場に連れて行くにあたり、いろいろ注文がついたが「現場は大変な所だと言うことを教えてやって欲しい」みたいなことを言われた。いきなり現場が大変であることを教え込むなんて器用なことは出来ないので、まあ現場で担当技術者として、現場責任者として仕事するから、まあそれを見学して頂ければ良いと勝手に解釈して案内した。

仕事としては、ボーリングオペレータさんに、直前の調査結果を元に、サンプリングおよび原位置試験の指示をだし、オペさんと話をしながら、お互い意見を出し合う。

その検討しながら、実施の決定をしていくごくごく当たり前の仕事を1日見せたのだが、彼は彼なりにいろいろ感じ取ったものがあるようだ。

口頭での話だけで指示を出すのでは無く、間違いが無いように紙に書いて何をしたいのかという指示を出していたことを気に留めて、研修記録にまとめたらしい。

ごくごく当たり前のことなのだが、面白いところに気がついたなあというのが私自身の感想だった。

私はそれで合格点付けてあげたいと思った次第である。

 

さて新入社員担当者は、私がお連れした新人さんに対して積極性がないだのいろいろとマイナスに内部査定して、本社に提出したようだ。

「彼は育てにくいからなあ。仕事を舐めている。」と言う言葉を簡単に漏らしていたので、いろいろこっちがしゃくに障りだした。

まあ自分の手下に付けるなら面倒じゃ無い人が良いのはわかりますがね。結局あんたは好き嫌い査定しているだけなんだなあと思った次第である。

そういえば、私が新入社員で入ったとき「育ててやる」って言う上司がいましてねえ、長いことパワハラをした人がいたなあ。

技術士に私が合格したときに、パタンとパワハラを辞めた。なんだかその彼がその人物に被って見えてきたのである。

 

私?「育ててやるなんて言葉」なんか絶対使いませんよ。

そんな言葉使って、いろんな人の人生を滅茶苦茶にした人知っています。

感謝されたいとも思いませんが、恨まれたくないですよね。少なくとも私は恨んでます。

 

 

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