NHKスペシャル「MEGA DISASTER4 火山大噴火」を録画で見た。次週の予告で「まあともかく現実の人間社会の現実に戻ってこい」と言われた気がした。

火山の特集なんて最近やってなかったんで面白かったですよ。

キーワードは「煙柱型崩壊型火砕流」ですかね。

前回の3回目からのプレート活動も、地震波トモグラフィーもここにも登場しました。

まずは地球で一番でかい火山、イエローストーンのお話から始まった。最近話題になってるもんな。

地盤上昇が進んでいるらしい。いつどうなるのかは解らない。

マントルから上がってきたホットプルームがマグマだまりを作るよと言うお話。

日本の島弧帯の火山の話に変わった。

沈み込みプレート上に軟らかいマグマが出来ていることが地震波トモグラフィーで解ってきた。

イエローストーンとは異なるマグマ形成。

水が含まれる高圧下では、岩石に水が取り込まれ、マグマが生まれると言う話。

地中内部で地下水が高圧下で岩石に取り込まれてマグマが作られていく。

インドネシアは火山活動が非常に活発な状態が続いている。火山で怖いのが火砕流。

火砕流と言えばイタリアのベスビオ火山。ポンペイ遺跡は人間もろとも埋まっちゃったという2000年前の有名な話。

インドネシアで起きている火山の火砕流と規模のレベルが違う・・・

ベスビオ火山のマグマ供給量になると「煙柱型崩壊型火砕流」が起きることがある。

それは煙突状に噴煙が昇ったものが、いっきに四方八方に火砕流が流れ出す。

溶岩ドームなんてもんじゃないなあ・・・日本でも有珠山の時に懸念された。

今一番日本で火山活動が活発なのは桜島もその1つ。

前回の大噴火は大正時代。

大正大噴火前まで地盤が戻ってきているとされる。いつ大噴火が起きてもおかしくないらしい。

日本での大噴火は桜島以来ない。雲仙普賢岳も、新燃岳もニキビか吹き出物程度である。

こうやってみると、飢饉があった頃に噴火があったんじゃ無いかなあというような年表。

もっと遡るとレベルが全然違う噴火が起きているが、万年オーダー前の話。

今その阿蘇山の規模の噴火が起きるとこんな感じで火山灰が降ると計算されている。

火山の噴火と気象変化の影響はフィリピンのピナツボ火山で解ってきている。

これの影響で、地球の高層大気に火山灰のちりが残り、2年後には記録的冷夏が日本で起きている。

イエローストーンに話が戻った。イエローストーンが噴火すると、地球レベルで影響が出る。

つまりプチ氷河期が来るって事ですかね?

NHKスペシャル|巨大災害 MEGA DISASTER地球大変動の衝撃第4集 火山大噴火迫りくる地球規模の異変

 

私みたいな素人にも解りやすい話で良かったですわ。

でも人間の人生は長く生きられても100年だしねえ。

地震ならまだしも火山の噴火レベルになるとなんとも言えないという感じです。

火山の冬が来たときのエネルギー問題・・・原子力は残して置いた方が良いんじゃ無いか?とも思えてしまうくらいだし。

火山の近くに原子力発電所があるからどうのこうの言われてるけど、そこの火山の噴火よりも地球のどこかで火山が噴火する確率の方がたかそうだ。

火砕流に原子力発電所が埋まる次元だったら、まあ日本は寒くて大変なわけだ。放射性物質に汚染される以前に、餓死だな。

まあそんな問題よりも次週のこっちのほうが、我が身に降りかかる切実な問題であると思った次第である。

NHKさんが現実の人間社会に戻ってこいと言って番組が終わった。

 

Follow me!

備えあれば憂いなし

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください