QGISで熱海伊豆山の空中写真をあれこれ見ていたら、どうして国交省がまだ監視している理由がわかった。

QGISって楽しいなあと遊んでいたら、熱海伊豆山も見てみようということで見てみた。

QGISを使ったら、空中写真の変遷が勝手に出てくるので簡単にブログが書けそうな件 | 地質屋さんと呼ばないで

西大津から、熱海に移動しました。

例の崩れた盛土です。2017年撮影だそうです。

空中写真のデータセットをみていると、1991年~2006年の間がどうも抜けているような感じがします。

そのため見られない時代の写真があるんだなとがっかりしていたら、こんなものを見つけました。

年代別の簡易空中写真2004年ってのがでてきました。

え?この空中写真は空中写真閲覧サービスでは見られなかったぞ。2004年頃?

これだとまだ崩れ残りの盛土の方がまだまだ上流に多く残ってますね。

地下水の水圧のかかる蓋が吹っ飛んだので、一気にドンと落ちにくいとは思いますが、まだまだ土塊は残ってると言うことなのか。

静岡県の電子地形解析ではこれを見ていたのかも知れませんね。不勉強でございました。

それでも今の状態では一気に崩れることは、まず無いと思いますが・・・

国土交通省中部地方整備局がYouTubeで熱海伊豆山崩壊の源頭部をライブ中継していたのを今頃知る | 地質屋さんと呼ばないで

静岡県は地形の点群データを精密に取っていたから、熱海の土石流の土量とその内訳がほぼ全部盛土であると裏付け出来るらしい | 地質屋さんと呼ばないで

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目を開けたまま寝言を言えるようになれば出世できます

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