東栄町博物館・民芸館にやってきました。
東栄町の花祭会館のとなりに、民芸館と博物館が併設されている。ついでだから見学させてもらった。
愛知県北設楽郡東栄町の花祭会館にやってきました。 – はっぴ~まんのあれやこれや
右側の趣有る建物が民芸館です。
昔のものがいっぱい展示してありました・・・真ん中の小屋ですが、今なら色々社会問題扱いされてしまう小屋です。
火縄銃があったりと、まあ展示物はかなり充実しています。
山の中で木を切り、狭い平野で田んぼをやって、畑をやって、養蚕もやって、山で猟をしてとそんな生活がここにはあったのでしょう。
こうやって豊富な道具の数々をみると、昔はここが生活に適した場所で栄えていたというのが解るような気がします。
薬の看板なんかもありました・・・なんかさーっと見逃してしまいますけど、淋丹とか五疳丸とかなかなか今ではえ?のような薬もある。
今話題の発達障害なんてのも、疳の虫なんていいましてね、昔からみんな困ってたんですよ。
それでも受容してみんなで生きていくしかなかったわけで・・・
こっちが自然系の博物館。
開館当時はたぶんこんな山の中にすごいアカデミックな博物館が!というくらいのインパクトがあったのでしょう。
偏光装置付拡大鏡がずらっと並んでいますが、ボクは恥ずかしながら偏光装置付拡大鏡なんて使ったことが無いです。
岩石薄片の作り方なんてものがありました。
全部ガラス板で作る薄片なんてもう・・・すごい世界です。
化石のコレクションがいっぱい有り、東栄町は地質屋さんあこがれの場所だったことがよく解ります。
展示はプレートテクトニクスの話が出る前のものだったりと昭和の臭いがプンプンいたしますが・・・
標本は立派なものばかりなので良い物を見せてもらった気がします。