マムシを知ってもらうことは大事だと思う
マムシという毒蛇は、結構身近なところで見ますので、「マムシを知ってもらおう」という姿勢は正しかったと思います。最近の若い子どもたちは外に出ることも少ないですから、危険な生物を知っておくというのは重要だと思うのです。
かくいう私も、マムシって近くにいても気がつかないわけで、いつも問題だと思っています。
展示方法がまずかったと思いますが、あまり保護者やマスコミがたたくのは如何なものかと思います。
マムシが逃げ出したり、持ち出せないようにしておけばそれで良かったんじゃないのでしょうか?
どうせ餌をやらんでも、しばらくは生きているわけですし、理科室でホルマリン漬けの標本を作ったらいいですしね。
中学校でマムシ展示、校長「認識不足」と釈明 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
中学校でマムシ展示、校長「認識不足」と釈明
兵庫県宝塚市の市立西谷中学校(佐藤正樹校長、53人)で9月中旬の約10日間、生きた毒ヘビのマムシが校舎の廊下に展示されていたことがわかった。
毒ヘビなどの危険動物は、動物愛護法などで厳重な管理を求められているが、同校では市販のプラスチックケースに入れ、持ち運べる状態だった。佐藤校長は「生徒に危険なヘビを識別できるようになってほしかったが、認識不足だった」と釈明している。
同校の説明では、近くの住民が9月13日頃、「マムシを捕まえた。観察学習に使って」とプラスチックケース(縦30センチ、横40センチ、高さ30センチ)に入れて持ち込み、佐藤校長が展示を決めた。ふたを針金で固定しただけで、廊下の学習机に載せており、生徒がケースに触れることもできたという。
(2010年10月4日20時41分 読売新聞)
西谷といえば宝塚とは名ばかりの山の中ですので、マムシはたくさんいることでしょう。生徒に生きたマムシを見せるということは生きていく上で大切なことのように思います。もってきた地元の人もそういう気持ちだったはずです。マムシは小さい蛇ですので、知らずに捕まえようとして噛まれたらそれこそ大変です。
コメントありがとうございます。
図鑑や写真でみていても、やはり「生」で見るのでは印象がすごく違うと思います。そういう感覚というのは大事だと私は思います。
それを危険だから、法律上問題があるという話にしてしまっては、それはちょっと違うだろう?と言うのが正直な印象です。
まあ、毒蛇の管理は難しいと聞きます。
名古屋の東山動物園の爬虫類の展示にも、マムシは展示されておりません。動物愛護法の関係で、毒蛇を飼育できないとの理由だそうです。
私たちの身近な動物を知るという意味では、マムシなんかも是非展示して欲しいと思う次第です。
それにしても宝塚市西谷。ココが宝塚市?って感じですね(笑)