阿蘇山の観測活動は今どこまで機能しているのだろう?
熊本の布田川断層系の地震活動が収束するのかよく解らない状態にありますが、何かと話題になっているのが、その断層に隣接する阿蘇山です。
「今回の地震で阿蘇山が大規模に噴火するのではないか?」と何も知らない人は不安がり、いろいろ知ってる人は「それを是非見たい」とワクワクドキドキしていたりと変な状態になっています。
私?あぁ見たくないと言えば嘘になりますが、大規模に噴火したらマスコミが取材なんか出来ませんので、死を覚悟して見に行くことになると思うので見に行けませんね。はい。
ドローンをいっぱい飛ばして、ドローンのゴミの山ができるかもしれませんが・・・
さて、そんな中、阿蘇山にある京都大学火山研究センターが、無人になってしまい停電して機能不能になっているようです。
阿蘇山の火山活動、観測に支障 データ収集できず:朝日新聞デジタル
この周囲に地割れが入っている空撮写真見たら、こんな所に残って観測活動を続けろと鬼のようなことは言えません。
気象庁の傾斜計と測地システムは生き残ってると言っていますが、今回の布田川断層系の地震と阿蘇山の噴火の可能性をこれだけで検討するってのは、何処まで機能しているのだろう?という感じです。
平田先生が、緊急道路でも作ってそこに行けと言ってるようですが、行った先がこの状態で観測装置が生き残ってるのだろうか?
研究所はこの辺にあるようですが、熊本空港と同じように一番新期の熔岩の上にあるんですね・・・
熊本空港は無傷で、こっちはボロボロか・・・熊本空港は偶然運が良かっただけなのかなあ?
備えあれば憂いなし