火山性ガスによる事故
以前、何処かの温泉地の旅館でも火山性ガスによる、中毒事故があったと思われますが、気象条件やちょっとした活動の変化によって危険になるようです。
特に風が吹かなくて拡散しないよな気象条件だと危険なのだそうですが、あまり私自身が火山地帯に入ったことがないので、予備知識がありません。
火山性ガスは、硫化水素や二酸化硫黄、二酸化炭素なんかのガスの総称のようで、ガス中毒によるものなのか酸欠によるものなのか解らないような気がします。
硫化水素と言えば、自殺に使っている有毒ガスというのが社会一般に知られているのですが、生物と硫化水素の関係ってそんな簡単な関係ではなさそうです。
時事ドットコム:火山性ガスか、中2女子死亡=八甲田山系で山菜採り-付近は一時通行止めも・青森
火山性ガスか、中2女子死亡=八甲田山系で山菜採り-付近は一時通行止めも・青森
20日午前6時45分ごろ、青森市荒川の八甲田山系の山中で、「複数の人が倒れている」と119番があった。救急隊員が現場に駆け付けたところ、登山道に母子が倒れており、このうち青森市八幡林の中学2年伊藤実姫さん(13)の死亡が確認された。母親の真弓さん(45)は病院に運ばれたが命に別条はないという。
伊藤さん母子と一緒にいた同市油川、長内美里さん(35)ら2人も病院に搬送されたが、意識はあるという。
青森署は火山性ガスが原因の可能性もあるとみて調べている。
同署などによると、伊藤さん母子は同日午前6時半ごろ、親族7人で二つのグループに分かれ、八甲田山系の酸ケ湯温泉近くから山菜採りのために入山した。その後、母子とは別に行動していたグループから、「急に倒れた。何でか分からない」などと通報があったという。
県によると、現場付近では火山性ガスが噴出している可能性があるという。事故現場に通じる登山道を閉鎖したほか、付近を通る国道103号線の一部区間を一時、通行止め。解除後も道路に停止しないよう呼び掛けた。(2010/06/20-19:11)