無駄だと解っていても、士気を挙げるために無駄仕事をやらないといけない例だったのだろう
5年前の東日本太平洋沖地震の津波(発表では・・・)で大きな被害を受けた福島第一原子力発電所ですが、「原子炉が冷やせない」とバタバタしたときの話がでていた。
米軍トップが「果敢な行動」自衛隊に促す 福島原発、ヘリで水投下前に電話 | 1面 | 朝夕刊 | 中日新聞プラス
まあ、海水の空中投下なんか・・・まさに焼け石に水のような話で、なにやってんだ?みたいな映像になっていたが、原子力発電所災害が起きたときには、もう世の中の仕組みそのものが空中分解しつつあったようです。
確かに、東京電力はもうお手上げ状態でもう何もする気が無い状態だったし、自衛隊が乗り込んで、日本全国の消防隊が乗り込んで、あんまり役に立ってなかったかも知れないが、放水活動をして何とかこの事故は収集がつくという気分にさせる効果はあったのでしょう。
たぶんあの活動そのものに、事故を終息させる効果は無かったと私自身は思ってる。
ただ事故を終息させる士気を高めるためにやった仕事なのだったのでしょう、
住めない土地はたくさんできてしまったが、最悪の事態の中では、一番軽傷で終わったのでこういう話が出てきたと思ったのでありました。