新原田橋の下流移転は、本当に「橋も長くなり、工事費がかさむ」から出来なかったのかなあ?

原田橋の崩落事故ですが、隣の新原田橋の施工にも色々問題があるらしい。

天竜川が暴れ川で、すぐ下流が支流との合流点になるなど、地形的要因から見て天竜川の河川内に橋脚を作るのは難しいように思うのですが、新原田橋は吊り橋の予定だったのだろうか?

天竜区の橋崩落 危険性を市に数度指摘:静岡:中日新聞(CHUNICHI Web)

交通量からしてもあんまり大規模な橋は作りたくないでしょうし、今後建設される三遠南信道の橋との絡みがあれば、ここに作るしかなかったのかも知れません。

いかにもマスコミが叩きやすい理由を前面に出してしまった形ですが、地形や地質などを考えると、下流に持っていくのはもっと難工事、完成までに時間がかかってしまうという結果になるような気がします。

ここの通行止めはどれくらい続くのでしょう?新橋完成までなのですが・・・

吊り橋のアンカーの定着部が一気に吹っ飛んだとおもうと少しショックではあるなあと思う。

長雨は降っていないし、地震も起きていないのだから、橋の老朽化の対策の1つにアンカー部周辺を補強するとか対策は出来なかったのかなあ?とは思うのですが、あの地形では結局通行止めになってしまう。

結局、新原田橋を作るしかないというのが結論だったのかなあ?と・・・

 

あの辺りの天竜川は、なんとなく右岸(静岡県側)の方が地質が悪く、左岸の方が地質がそれでも良いと思っていた。

まあどちらにしてもあまり良い地質では無いのですが、上流には佐久間ダムもある。

佐久間ダムの湖岸道路は、右岸の静岡県側の県道は、険道どころか県が見捨てた廃道状態にあり、花崗岩が崩れて通ることが出来ない。

まあ左岸の愛知県側の県道も、雨が降ったら斜面が崩れて通行止めになって、通れなくなるんだけど。

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備えあれば憂いなし

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