地球の生物起源も元々は宇宙から来たかもしれない
アミノ酸には右型と左型があるという時点で、私の頭の中には「は?」って文字が浮かんできました。
どうやらアミノ酸を化学反応合成すると、右型と左型が50:50となるらしいのだが、生物のアミノ酸は全部左型なのだそうだ。
そういう左型濃集型アミノ酸が何処か宇宙からきたという話なのですが、隕石が衝突した入りしたら熱でアミノ酸って壊れない?って、またまた素人のアホな疑問を思ったのでした。
人間が化学的に合成したアミノ酸を食用にしていると思うのですが、右型のアミノ酸っていっぱいあるんですよね?
そういうのを人体に取り込んだら問題って・・・発生しないの??細かいこと言うなっていわれそうですが・・・
生命の起源、宇宙から飛来か…国立天文台など : ニュース : 宇宙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
生命の起源、宇宙から飛来か…国立天文台など
国立天文台などの国際研究チームは6日、地球上の生命の素材となるアミノ酸が宇宙から飛来したとする説を裏付ける有力な証拠を発見したと発表した。
アミノ酸には「右型」と「左型」があるが、人類を含む地球の生物は左型のアミノ酸でできている。しかし、通常の化学反応では左右ほぼ等量ずつできるため、なぜ地球の生物にアミノ酸の偏りがあるのかは大きな謎となっていた。
研究チームは、南アフリカにある近赤外線望遠鏡を使って、地球から1500光年離れたオリオン大星雲の中心部を観測。アミノ酸をどちらか一方に偏らせてしまう「円偏光(えんへんこう)」という特殊な光が、太陽系の400倍という広大な範囲を照らしていることを初めて突き止めた。
この領域には、右型のアミノ酸を壊して地球のように左型ばかりにする円偏光と、右型ばかりにする円偏光の2種類があることも分かった。アミノ酸は地球上で落雷などによって作られたとする説もあるが、これでは両方の型が作られる可能性がある。
国立天文台の福江翼研究員は、「太陽系はごく初期に円偏光に照らされた結果、左型のアミノ酸ばかりが残り、隕石(いんせき)に付着して地球に飛来したのではないか」と話している。
(2010年4月6日21時39分 読売新聞)