「クローズアップ東北「400年前からの警鐘~慶長の津波・研究最前線~」」を録画で見た

全国版のクローズアップ現代よりも番組ちゃんと作ってるように感じた。

慶長三陸地震 – Wikipedia

NHKネットクラブ 番組詳細 クローズアップ東北「400年前からの警鐘~慶長の津波・研究最前線~」

私も東日本大震災があるまで、過去にどんな地震や津波被害が起きたなんてあまり考えたことがありませんでした。

東日本3.11が発生して、まず取り上げられたのが西暦869年の貞観地震だったのですが、慶長三陸地震もなかなか無視できない存在だということが解ってきたようだ。

歴史学、地質学、津波工学を連携して研究して行くことが進められているらしい。

慶長年間の古文書によると千貫山にまで津波が到達したと言われていたことが解ってきた。

津波堆積物の研究も進んできている。

この慶長津波は福島にも来ていたことが解ってきている。

この坂まで津波が押し寄せて「泥坂」と言われるようになった。

伝承というのは災害史も伝承される。

はい。広島の豪雨災害を思うとそう思います。

ただ、これをまとめ上げたら、日本には安全安心な場所はほとんど無い現実を突きつけられる事になると思います。

寺田寅彦先生「科学の法則とは畢竟”自然の覚え書き”である」

畢竟:さまざまな経過を経ても最終的な結論としては。つまるところ。結局。

 

 

さてちらっとだけ写ったのですが福島第一原子力発電所の作られた場所というのは、こんな崖だったんですね。

これを削って平地にしちゃったのかあ・・・この高さだったら地下水も相対的にもっと地中深くなったのになあ。

これを見て思い出したのは、私のふるさとの遠州灘に面した崖です。

どうしてこう言う地形が現れているのだろう?長い年月を波によって削られた海食崖といって勉強したような気がします。

でも最近は地形の形成は長い年月によるものと、ドラスティックに一発のイベントの複合体ではないのかなあ?と妄想しています。

こんな崖をつくったのは実は津波だったのかも知れません。あくまで妄想ですが。

よく遊びに行った遠州灘の崖もそうなのかもなあ・・・。浜名湖は津波で海と繋がったと言われておりますし。

 

慶長年間(1596年~1615年)は約20年の間に、多くの地震があったと言われています。

兵庫県南部地震(1995年)をスタートにして起算すると、中越地震などの内陸地震、2011年の東北太平洋沖地震も含めて20年で2015年になるわけですが、それの割りには少ないような気がします。

あと数年でもう一つイベントがあるのでしょうか?

 

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