くさり礫
くさり礫というが、礫は無機物のものなので、腐ってカビが生えるわけではない。
高位段丘堆積物など第四系更新統の堆積物(砂礫)中の円い礫が風化して軟質になっているもののことを言います。
本来、これら円い礫は、大きな巨石が川に流されて、割れて細かくなりながら、角が取れながら、硬質な部分を残したものなので、通常固いものとして残る。
したがって、くさり礫は堆積したあとの続成作用の一種と言っても良いと思う。
ただ今、くさり礫のボーリング試料と格闘中なのである。
例のごとくコアを採らないボーリングですので、手元にあるのは標準貫入試験の試料だけである。
花崗岩の礫は、風化するとまさ土(砂状)になる。>白く見える砂はこいつか?
濃飛流紋岩の礫も、風化すると砂状になる(?)。>青く見えるのはこいつか?
美濃帯の泥岩(頁岩)は、粘土になる。>黒い粘土はこいつか?
チャートは、腐らずに残っているらしい。
キーワードはチャートの風化していない円礫をさがせ!
でもくさり礫の入っていない層準と、くさり礫の入っている層準が有るように見えます。
どうしてこんな風に違いが出るのだろう・・・。
土岐砂礫層は東濃の丘陵地の高いところにかなり普遍的に分布しており,平坦な地形面を形成している.含まれる礫が周辺に分布する美濃帯堆積岩類,花崗岩類,濃飛流紋岩などからなり,チャート礫を除いてすべて風化して,スコップでも簡単に削られるほど軟らかくなっていることを特徴としている.(一部加筆修正あり)
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