活断層基本図?
どんな名前で登場してくるか解りませんが、私の仕事にも影響の出てきそうな資料が出てきそうです。
活断層ってのは一本線で引けるのでしょうか?
活断層の赤い線を引かれた土地は、資産価値が下がるのでしょうか?
活断層からどれくらい離れたら、影響を避けることが出来るのでしょうか?
いつ起きるか解らない地震のために、予算を割けるのは年収いくらの人からだろうか・・・。
2000の活断層、精密図を来年から作製…完成順に公開 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
2000の活断層、精密図を来年から作製…完成順に公開
岩手・宮城内陸地震のような内陸直下型地震の頻発を受け、政府の地震調査研究推進本部は、現在、確認されている全国約2000の活断層について、位置を正確に把握し、想定される地震の規模を公表する方針を固めた。
来年から10年かけて、数十メートル四方(丁目・字単位)で活断層の場所などを示した「活断層基本図(仮称)」を作製、完成した地域から順次公開し、住民の防災意識の向上を図る。
同本部は、これまで航空写真を基に地表に長さ20キロ・メートル以上のずれが確認された主要な活断層(110か所)に限って、念入りな調査を実施し、地震の規模や30年以内の発生確率を公表してきた。しかし、〈1〉ずれが20キロ・メートル未満でも大地震を起こす断層が地下に潜んでいる可能性がある〈2〉断層の位置の精度が低い――などの問題点が指摘されていた。
同本部は、航空写真の精度を高めて約2000の活断層の位置を再検証する。地下に大きな断層が隠れた場合に起こる重力変化の測定や地質図を使って活断層の長さを正確に把握。それを基に予想される地震の規模も算出する。
岩手・宮城内陸地震では、主要な活断層の「北上低地西縁断層帯」の南を走る活断層がずれたとされる。そのため、同本部は、主要活断層周辺も改めて調査する。
活断層基本図は、今年から始めた日本海の海底活断層調査の結果も反映させる。同本部は「活断層が近くにあることを知らせ、住宅の耐震補強対策などが進むようにしたい」としている。
(2008年7月13日03時04分 読売新聞)