QGIS QuickDrawJP 使い方マニュアルを勝手に作成(NotebookLM作成)
QGISのQuickDrawJPのマニュアルをNotebookLMで作成
QuickDrawJPというQGIS上に簡単に点と線と文字が書けるPlug-inを使ってみた | 地質屋さんと呼ばないで
マニュアルが有るような無いような感じだったというのか、まあこの程度のものはセンスで使えみたいなところがあるが、マニュアルをNotebookLMで作ってみた。
Pythonのコードを全部NotebookLMに入れたら、こんなのを吐き出すなんてすごいツールだなあと思う。
(ここから)
ご依頼ありがとうございます。QGISプラグイン「QuickDrawJP」の機能に基づいて、使い方マニュアルを作成します。このプラグインは、QGIS上でスケッチ感覚で地理情報を記録し、管理・出力するために設計されています。
QuickDrawJP 使い方マニュアル
I. 概要 (Overview)
QuickDrawJPは、QGISの地図上で、まるで紙にスケッチするようにポイント、ライン、多角形、および円を描画できるプラグインです。
主な機能:
1. 描画機能: ポイント、ライン、ポリゴン、円の迅速な描画。
2. 自動属性記録: 緯度経度 (lat/lon)、距離 (length_km)、面積 (area_km2)、円の半径 (radius_m) などの地理情報を自動で属性として取得します。
3. オブジェクト管理: 描画したオブジェクトを一覧表示するドック機能があり、text_1 (ラベル表示用) および text_2 (属性のみ) の編集、色や太さの一括変更、削除が可能です。
4. 出力機能: すべての描画オブジェクトをFlatGeobuf形式で一括ZIP出力したり、QGISウィンドウのスクリーンショットをPNGで保存したりできます。
II. 初期設定と画面構成
プラグインを起動すると、以下の要素がQGISに追加されます。
- レイヤの自動作成
プラグインは、以下の3種類のメモリレイヤ(一時的な仮想レイヤ)を自動的に作成し、QGISのレイヤパネルの「クイック描画」グループ内に配置します。
• QD_ポイント (Point)
• QD_ライン (LineString)
• QD_ポリゴン (Polygon) (円の描画もこのレイヤを使用します)
これらのレイヤには、text_1、text_2、スタイルを制御するcolor_hex、widthなど、必要な属性があらかじめ設定されています。
- ツールバー (クイック描画)
QGISメインウィンドウに「クイック描画」ツールバーが表示されます。
| アイコン (アクション名) | 機能 | 説明 |
| ピン | ポイント | 地図上に点を配置します。 |
| ライン | ライン | 地図上に線を描画します。 |
| ポリゴン | ポリゴン | 地図上に多角形を描画します。 |
| 円 | 円 | 中心点と半径を指定して円を描画します。 |
| 移動 | 移動 | 既存のオブジェクトを選択し、移動させます。 |
| 削除 | 削除 | オブジェクトを地図上でクリックして削除します。 |
| 開始 | 編集開始 | すべての描画レイヤの編集を開始します。 |
| 完了 | 編集完了 | すべての描画レイヤの編集をコミット(確定)します。 |
| 出力 | 出力 | 画像保存(QGISウィンドウ全体)またはFlatGeobuf出力(ZIP)を行います。 |
- オブジェクト一覧ドック
QGISウィンドウの右側(デフォルト設定の場合)に「オブジェクト一覧」ドックが表示されます。
• テーブル表示: 描画したオブジェクトの text_1、text_2、および種類(ポイント、ライン、多角形、円)が表示されます。
• 選択機能: テーブルの行をクリックすると、該当するフィーチャが地図上で選択(ハイライト)されます。複数選択も可能です。
• 編集機能: テーブル内のtext_1またはtext_2のセルをダブルクリックなどで編集すると、レイヤの属性に即座に反映されます。
III. 描画ツールの使い方
描画ツール(ポイント、ライン、ポリゴン、円)を選択すると、自動的にすべての描画レイヤの編集が開始されます。
すべての描画/編集操作の際には、ステータスバーに操作方法のヒントが表示されます。
- ポイント、ライン、ポリゴン、円の描画
描画操作を開始する際、text_1 (地図に表示されるラベル) と text_2 (属性のみ) の入力を促すダイアログが表示されます。
| ツール | 操作手順 | 描画確定の条件 | 自動記録される属性 (例) |
| ポイント (PointTool) | 左クリックで場所を指定 | 左クリック確定 | lat, lon, no (連番) |
| ライン (PathTool) | 左クリックで頂点を追加 | ダブルクリック確定 | length_km (距離) |
| ポリゴン (PathTool) | 左クリックで頂点を追加 | 3点以上でダブルクリック確定 | area_km2 (面積) |
| 円 (CircleTool) | 1回目:中心を左クリック / 2回目:半径を指定して左クリック | 2回目の左クリック確定 | radius_m (半径), area_km2 (面積) |
- 移動 (MoveTool)
1. ツールバーで移動ツールを選択します。
2. 地図上のオブジェクトをクリックして選択します。カーソルが閉じた手のアイコンに変化します。
3. オブジェクトをドラッグして移動させます。
4. 目的の場所でダブルクリックすると移動が確定され、属性の更新がコミットされます。
◦ ポイントの場合: 移動確定時、自動的にlat (緯度) および lon (経度) の属性値も更新されます。
- 削除 (DeleteTool)
1. ツールバーで削除ツールを選択します。
2. 地図上のオブジェクトをクリックします。
3. クリックしたフィーチャの周囲に赤枠が表示されます。
4. 「削除の確認」ダイアログが表示されるので、OKを選択するとフィーチャが削除されます。
IV. オブジェクト一覧ドックによる管理
「オブジェクト一覧」ドックは、複数のフィーチャの属性やスタイルを一括で管理・変更するために使用します。
- スタイルの変更(色と太さ)
テーブル上で一つ以上の行を選択し、画面下部のボタンを使用します。
| ボタン | 機能 | 変更される属性 | スタイルへの影響 |
| 色 | カラーダイアログから色を選択 | color_hex | ポイント: 円の塗り。ライン: 線色。ポリゴン/円: 塗り(半透明)と外線色。 |
| 太さ | mm単位で数値を入力 | width | ポイント: サイズ (mm)。ライン/ポリゴン/円: 線幅 (mm)。 |
- オブジェクトの削除 (ドックから)
1. ドックのテーブル上で削除したい行を選択します(複数選択可)。
2. ゴミ箱アイコンの削除ボタンをクリックします。
3. 地図上に選択したフィーチャの周囲に赤枠が表示され、確認ダイアログが開きます。
4. OKで確定すると、選択されたすべてのフィーチャが削除されます。
V. データのエクスポート
描画されたすべてのオブジェクトは、ツールバーの「出力」メニューからエクスポートできます。
- FlatGeobufとして出力 (ZIP)
「出力」メニューから「FlatGeobufとして出力」を選択します。
• QD_ポイント、QD_ライン、QD_ポリゴンの各レイヤのデータが、それぞれFlatGeobufファイル(.fgb)として作成され、これらが一つのZIPファイルとして出力されます。
- 画像として出力 (スクリーンショット)
「出力」メニューから「画像(QGISウィンドウ全体)」を選択します。
• QGISのメインウィンドウ全体(キャンバス、パネル、ツールバーなどを含む)のスクリーンショットが取得され、PNG形式で保存されます。
このプラグインの操作は、スケッチブックと付箋に例えることができます。地図上にスケッチブック(描画レイヤ)を広げ、ポイント、ライン、ポリゴンなどの付箋(フィーチャ)を貼り付けていきます。一覧ドックは、貼り付けた付箋の内容(text_1, text_2)を管理したり、色やサイズ(太さ)を一括で修正したりできる「付箋管理ボード」の役割を果たします。
