京都でトンネルの維持管理点検から覆工コンクリートの施工不良を見つけてしまったらしい
綿密にやればやるほどこういう部分が見つかってしまうような気がする。
京都のトンネルで内壁厚さ不足16カ所、わずか5cmの箇所も | 日経クロステック(xTECH)
覆工コンクリートの問題と言えば和歌山のトンネルから注視されるようになったと思いますが、あの和歌山の例とは少し違うような気がしないでも無いです。
和歌山の事例の時に、トンネル覆工コンクリートの不具合の例なんてのを読んでましたので、やはりその部分が充填不良になりやすいのだろうと思った次第です。
コンクリート構造物の品質確保の手引き(案) (トンネル覆工コンクリート編)
竣工供用開始から25年経って居ますし、この頃に竣工したトンネルは日本各地にあるでしょうから、同じような施工方法で実施しているところは、何か同じような問題が発生しているのではないかと思ったりもしています。
ゆくゆく経年劣化して行くにつれて、薄い部分が剥離落下したりすることが有るのかも知れませんが緊急な問題だと大騒ぎするのは、少し騒ぎ過ぎじゃない?と思うのですが。
25年後にこんな問題を指摘されても、当時施工していた人で残っている人は、若い作業員くらいじゃないのかなあと。
和歌山県の八郎山トンネルで天端の覆工コンクリートが薄くなってしまったのを隠蔽していたらしい。 | 地質屋さんと呼ばないで