和歌山県の京奈和自動車道紀の川ICの盛土復旧は軽量盛土(EPS)にするらしい

地盤調査屋のただの報告書を書くだけの暇なおじさんでも、この問題はまた数年後に再発するんじゃないか?とふと思ってしまうのだが。




紀の川ICの変状原因は盛り土の透水性低下、発泡スチロールなどに置き換えへ | 日経クロステック(xTECH)

他人事ですから思ったことを適当に残しておきます。

市道下の溜め池の縁は本当に補強土壁になっているらしい


発生時の記事に溜め池の縁に補強土壁は無いだろう?と書いてしまったのですが、どうやら溜め池の縁は補強土壁のようである。

縁を補強土壁を構築している溜め池をみるのは違和感でしかないのだが、溜め池の水位の上下によって補強土壁無いの水位も上下すると思います。
補強土壁の土の細粒分が水位の上下によって逆に流失してるんじゃないか?と思うのだが、専門の人がそうではなく問題無いと判断しているのだから問題ないのでしょう。
放置すれば、補強土壁の変状は進むと私は思いますが。

盛土が重たいので、滑った部分を軽量盛土で置き換える対策工のようである

この部分を軽量盛土(EPS)に置き換えるようです。
どの範囲をEPSに置き換えるのか解りませんが、発泡スチロールとはいえ剛性はそれなりにあるでしょうから、その下の盛土がどんなにスカスカになっても変形はしないのかも知れません。
盛土本体の問題が生じたら全部崩れるのだろうなあと思ってしまいました。
まあ大地震でも起きない限りそれも無いか。

和歌山県の京奈和道紀の川ICの補強土壁(テールアルメ)の道路面が変状しているらしい | 地質屋さんと呼ばないで

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