絵本「おこりっぽいやま」
この絵本が原因で、今の仕事に就いているわけではないのですが、子どもの頃に凄く好きだった絵本の1つに「おこりっぽいやま」という絵本があります。(すっかり題名も忘れておりました。)実家にこの本が残っているかどうか解りませんが・・・
いつも噴火している火山島なんですが、噴火が収まるとしばらく寝てしまう・・・気がついたら自分の山に色んなものが出来ていて、また怒って噴火ってそんな話でした。
この火山島に住み着いた生き物たちは、この山が火山島であり、たまに噴火することを忘れてしまって街をつくっているという話・・・ただの絵本なんだけども、今読むと多分奥が深いなんて思ってしまうのでしょう。
うちの子ども達は、この本買ったら、読んでくれるかなあ?
記憶では『おこりっぽいやま』とか、そんな感じ。
いつもドッカーンと怒っては噴火している山があって
でも自分がちょっと寝ている間に
山には道路が通り、家が建ち、観光客もいっぱい来たりして
目が覚めた山はびっくり仰天。それでまたまたアタマに来て、ドッカーンと噴火して
でも、それきり静かになって
平和な山になった…というような、
武井武雄 「おこりっぽいやま」初版
Posted by 絵本古本マーケットはっぴぃ
武井武雄 「おこりっぽいやま」童画家として、長く活躍された武井武雄氏の
昭和52年の作品です。おはなしチャイルド32号、ペーパーバック版
あとがきには、お話に合わせて、絵をつける苦労も
語られています。童画は、一時評判をおとしましたが
やはり、日本の絵本を語る上では、重要ですね。武井武雄氏の淡い色使いや、デザイン化された絵など
日本らしい色彩をはなっています。