震度10

happymanです。
仕事の打合せで「震度10でも安全といえますか?」と絶叫されてしまいました。
「震度10とは何だ?」と頭が数分麻痺してしまいましたが、よく解ってない人には震度10というものが存在していると思いこんでいます。
震度というのは人間が感じる地震の強さであり、建物や地盤に震度というものはありません。
マグニチュードという表現がありますが、これは震源のエネルギーの強さであるので、そこの場所の揺れの大きさではない。水平加速度の大きさといったところになるのでしょうか・・・
最近は、一般の人でも地震や災害に興味がある人が多く、自分の家の裏の崖が大丈夫か?と心配される人は多いようです。まあこういう風に興味を持たれるのは良いのですが、他人の土地の場合は「もし崩れてきたらどうしてくれるんだ?」と必要以上の攻撃を加える素人さんがいらっしゃいます。
「崩れてくるものかどうかを調査して、これは大丈夫です。問題ありません。」と説明しても、自分の思っている答え(「危険ですから対策が必要です」)でないために「信用できない」との一点張りでは、迷惑極まりないわけです。説明の方法が悪いのでしょうか?・・・数字を見せると、「ハクション大魔王」のような状態になっています。
この人は、築50年くらいの耐震診断すらされていない家に平気な顔して住んでいるそうです。
「震度10になった時には、ご自身の家の倒壊でお亡くなりになっていると思います」と言って差し上げたいのですが・・・

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

前の記事

福和教授の講演