福和教授の講演
happymanです。
最近はテレビにも引っ張りだこな名古屋大学の福和先生の講演を、全国地質調査業連合会のフォーラムで聴講することが出来ました。
福和教授の一言目は、私たちに向かって「地震が起きたときのために、自宅の家具の補強をしている人は手を挙げてください。」でした。その結果は、あまり手が上がりません。
「地盤を専門とする技術者で、こんなもんなんですから・・・、一般市民に普及しないのは当然でしょう。」と一喝されてしまいました。
確かにその通りです。
私たち技術者は、今、地震が起きればどうなるか解っているはずです。
技術者が被災して身動きのとれなくなるような状態ではあってはなりません。
住むところも被災しにくいところに住むべきだと思います。
うちの実家も、たぶん地震が起きたらヤバイ状態なんだろうけど・・・私は技術者として不真面目です。
耐震補強をしなさいと、両親にいっていません。
私が今住んでいるマンションは、新耐震基準ではないものの、地盤の良いところにしましたが、周辺がやや斜面になっています。これも見極めが甘かったかも知れません。