コンクリートの中性化
happymanです。
コンクリートの中性化について、もやもやしていたのですが・・・blog「さっかんの小部屋」で少しスッキリしました。
さっかんの小部屋:中性化について
中性化が進行すると、鉄筋は発錆し、コンクリートも劣化していくものだと思いこんでいましたが、事はそんなに単純に進まないらしいです。
鉄筋が骨ならば、錆びて骨は脆くなろうとも、周りの筋肉(コンクリート)の強度低下とは別らしい。
重力擁壁のコンクリートの場合、擁壁背面には土で充填されていることから、二酸化炭素に触れない環境におかれるため、中性化の進行が遅いようである。
さっかんさんのブログでコメント頂いていたのでメモしておきます。
貴ブログの鉄筋=骨,コンクリート=周りの筋肉と考えますと,中性化の初期は筋肉だけが悪くなっている状態です。
中性化したからといって,すぐに鉄筋も腐食するわけではありません。
これら劣化の進行の差によって,補修方法も変わってきます。
教科書などでは,湿潤状態より乾燥状態の方が中性化速度は速いと書いてあります。
擁壁背面は,湿り続けているので,中性化が遅いのだと思います。