京都大学入試問題漏洩事件に思う
京都大学入試で、試験時間中に試験問題がインターネットの質問投稿サイトに掲示された件が話題になっている。
時代はそこまで進んだか!?ってびっくりしましたが、どうやら刑事事件にしようとしているらしい。まあ模倣犯が出て試験の威厳がなくなってしまうだろうから、徹底捜査を関係者が望んでいるのかもしれない。
さてこの試験問題どうやってアップロードしたのだろう??
1.試験問題はどうやって持ち出したのだろう?
あれだけの問題量を入力しないといけないのであるから、試験室の外で入力しないと、さすがに昼行灯のような試験監督員でも気がつくであろう。
iPhoneなどで消音化して撮影して持ち出し、もしくは送信したのだろうか??
2.誰がテキスト化させたのだろう?
受験者本人ならOCRアプリを使ったのか?フリックの神業を成し遂げたか?それとも協力者がいたか?
3.結局目的は何?
合格を目指している人がこれをやったとは思えないところがある。
東京大学や京都大学を記念受験する人も多いからだ。
結局のところ、この問題は読売新聞かのスクープで、当初は大学自体も把握していなかったのではないか?と考える。
周囲が騒いだから、京都大学も刑事事件化する方向に進めているのですが、「カンニング等不正行為は失格」と一言いって粛々と採点をしたら良かったのではないか?と思えてならない。
採点能力がないから、そういう事態に戦々恐々としているようにしか見えない。
死にものぐるいで挑んでくる受験者と闘うんだという気概が全くない。あくまで事務処理になるからこういう事になる。
そういえば、私が大学に在学中に一般教養で社会学を教えていた、山本哲士先生のブログを最近見るようになった。
今回の事件を批判している。「入学試験などをする時代ではない」とまで断言する先生の言葉にただただ唸るだけである。
入試などは、廃止すべき:試験の本質 | ホスピタリティの場所【山本哲士公式ブログ】hospitality/place/capital
当時、山本先生の講義は難解で全く持って解らなかったなあっと言うことを付け加えておきます。
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