狐の巣穴で河川堤防が傷んでいるらしい
面白い記事が、読売新聞に出ていました。
河川堤防の土手に狐が巣穴を作って困ってるとのこと。
埋めても埋めても狐が巣穴を作って困ってるとあるが、どうして狐が巣穴を河川堤防に好んで作っているのかを考えた方が良いような気がします。
常時ここまでは水が上がってこないから狐も安心なんてことを思っているのかも知れません。
さて・・・読売新聞さん。
点滅灯付きのコーンも置いたというだじゃれを記事に織り込んでいるようですが、あまりぴりっとしませんなあ。
埋めても埋めてもキツネの穴、堤防決壊が心配 : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
埋めても埋めてもキツネの穴、堤防決壊が心配
宮城県亘理(わたり)町の阿武隈川の土手で、キツネが掘った穴が次々見つかっている。
穴を放置すれば、最悪の場合、大雨や増水時に堤防が決壊する恐れもある。河川を管理する国土交通省は見つけた穴を埋め戻しているが、また新たな穴が見つかり、「イタチごっこ」ならぬ“キツネごっこ”の様相に手を焼いている。
穴は、河口から5~6キロ上流の土手で見つかっている。深さ1メートル以上の穴は、データの残る2006年は1か所だったが、10年は6か所に増えた。浅い穴も含めると64か所に上り、最大で直径は36センチ、深さは3・8メートルに上る。繁殖のためにキツネがつくった巣穴で、穴の奥では子育てのための産室も見つかった。
放置すると、大雨で土手が削られ、増水時には水が穴から漏れる懸念もあるため、国交省仙台河川国道事務所は昨年7月、巡回のペースを週2日から平日毎日に増やし、穴を見つけ次第すぐに埋めている。キツネを寄せ付けないよう点滅灯付きのコーンも置いたが、身に危険がないと見破られたのか、効果は続かなかった。
(2011年2月9日14時54分 読売新聞)