春の新燃岳は、次なるステージに移っているようだ
今回の新燃岳の噴火は運良く(?)真冬の雨のない時期に噴火したため、噴出した火山灰や溶岩なる土砂が雨によって流出することがありませんでした。
もうこの一週間くらいは、春の天気が入ってきているので、雨が降っているのである。
避難勧告基準の1時間雨量が4mmというのはそんなに激しい雨ではありません。
あーちょっと強く降っているなあと感じる程度の雨です。
降り始めから累積降雨が20mmというのも、全然少ないです。
菜種梅雨と言われる時期なら、1日くらいはこんな日はあります。
これからは、地表にたまった土砂が、沢筋に沿って流下し、土石流となるステージに移っているようです。
時事ドットコム:新燃岳、土石流への警戒続く=夕方からまとまった雨-宮崎
新燃岳、土石流への警戒続く=夕方からまとまった雨-宮崎
霧島連山・新燃岳の噴火で、降灰が続く宮崎県都城市、高原町では10日も、土石流に対する警戒態勢を敷いている。
宮崎地方気象台によると、両市町のある宮崎県南部の山沿いでは、10日夕から11日明け方までにまとまった雨が降る見通しで、1時間の最大雨量は5ミリと予想されている。
都城市は1時間雨量が4ミリを超えるか、降り始めから10ミリになれば避難準備情報を発表。1時間雨量4ミリ超が2時間続くか、降り始めから20ミリに達すれば、避難勧告を出すという。(2011/02/10-05:36)