直下型地震の恐れある主要活断層、新たに12か所
Yahoo!ニュース – 読売新聞 – 直下型地震の恐れある主要活断層、新たに12か所
直下型地震の恐れある主要活断層、新たに12か所
阪神大震災のような直下型地震を引き起こす恐れがあるとして、政府の地震調査研究推進本部(本部長・中山文部科学相)が指定している全国98か所の「主要活断層」に、新たに12か所が加わることになった。同推進本部の政策委員会が選定したもので、8月の本部会で正式決定する。
新たに加わる主要活断層には、新潟県中越地震の震源だった可能性がある六日町断層帯や、福岡県西方沖地震を引き起こした可能性も指摘される警固(けご)断層帯が含まれており、政府指定の主要活断層は計110か所となる。
阪神大震災の翌々年の1997年に指定された98か所については、地震発生確率が今年3月までにすでに発表されており、推進本部は、新たに加わった活断層についても、掘削調査などを通じて地震の発生確率を算出することになる。
全国に約2000か所ある活断層から、主要活断層を選定する際の指標は、〈1〉長さが20キロ・メートル以上〈2〉地層の分析から1000年あたり10センチ・メートル以上のずれが生じている――の2点。
特に、地震の規模(マグニチュード)は、ずれ動いた断層の面積に比例するため、断層が長いほど大きな地震が起こる危険性が高いとされる。
航空写真を活用した地形判読などの調査技術が向上したことで、従来予測よりも実際には長い活断層が存在することが分かり、今回の追加指定となった。
98か所が指定された97年の時点で20キロ・メートル未満とされていた六日町断層帯は、その後の調査で今年3月までには、長さ24キロ・メートル以上あることが判明した。
警固断層帯も、一部は博多湾にまで及んでいることが分かっていたが、福岡県西方沖地震後の東京大学地震研究所などによる海底調査で、震源地の玄界島付近からさらに沖合にまで延びている可能性が高いことが明らかになった。40キロ・メートル以上と推測されるため、追加されることになった。
(読売新聞) – 6月27日11時8分更新
周辺で地震が発生してから、「あの場所も危険?」ってマークするのは、蛇の抜け殻を見つけた場所をマークしているような気もします。(それも大事な事だとは思いますが・・・)
日本全国何処でも直下型地震が起こりうるという啓蒙をした方が良いのかもしれません。
そういう災害を前提にして生活しようと考えれば、人間の作った無理のある地盤には生活したいと思わなくなると考えます。
僕は丘陵地に建っているマンションに住んでいるのですが、最近水の出が悪いのは、渇水のせいでしょうか?
渇水なら不便だけど、死なないからまあ良いとします。