東京都が水源の山地を買収するそうです

過疎化が進んで、民間による山林の保全が出来なくなっているのであれば、水源涵養林として、都会の自治体が購入、管理する方法も1つだと思います。
水道料金にそのコストを上乗せしてもそれは問題ないでしょう。
中国人が山林を買ったとか・・・なんか色々最近そう言う話をききますが、日本は土地の持ち主による権利が強すぎて、土地の持ち主なら何をしても良いみたいな感じになっているとも聞きます。

これからは、世界で淡水の奪い合いの時代が来るというのに、潤沢に淡水のある日本に住む人はあまり気がついていないことが問題なのだろうと思います。

「おいしい水守れ」東京都、水源の民有林買収へ : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

「おいしい水守れ」東京都、水源の民有林買収へ

 東京都が「都民の水」の貴重な供給源になっている多摩川の豊かな水流を保全しようと、都と山梨県にまたがる上流の民有林買収計画を進めている。

 都が水源の民有林買収に乗り出すのは初めて。都は「おいしい東京の水の維持が狙い」と話している。

 都によると、買収計画の対象は東京都奥多摩町、山梨県甲州市、丹波山村、小菅村に広がる計約1万ヘクタールの民有林(一部は飛び地)。都が第1弾としてモデル買収の意向を4市町村に示したところ、山梨側の地権者から4件、奥多摩町から1件の売却申し出があった。

 都は明治期に、これら4市町村の計約2万2000ヘクタールの森林を国から譲り受け、「水源林」として管理を続けてきた。買収計画の対象地は「水源林」に囲まれており、都は可能なら、ゆくゆくは一帯を「水源林」で埋めようと考えている。
(2010年11月22日03時05分 読売新聞)

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください