「リスクに背を向ける日本人」を読んでみたい

池田信夫先生の書評を読んでいたら、「リスクに背を向ける日本人」を読んでみたくなった。
日本人の抱えているリスクがどれだけ高いかという話の内容だそうだ。
なんとなくアマゾンの目次を読んでいたら、予想が付きそうなのだが・・・

仕事が続けられるか解らない失業のリスクも感じ・・・
住宅ローンを組んで家を買うのもリスクだと感じ・・・
子どもがニートにならないかと考えるのもリスクだし・・・
あぁ意識はしていないけど、毎日が綱渡りの日々なのかも知れない。
踏み外したら、そこからははい上がれないような気がする恐怖心だけ。

そういえば、日本人は災害に対するリスクに対しては、全く関心がないと嘆かれています。
実は、日本人の人生のリスクが多すぎて、そこまで頭(金)が回らないんじゃないか?というのが持論です。
災害にあったら一発アウトだけど、それに遭遇する確率は、失業するリスクや子どもがニートになるリスクにあう確率よりも、低いと思っている人達が多いってことでしょう。

本著は機会があれば読んでみたいと思います。

池田信夫 blog : リスクに背を向ける日本人 – ライブドアブログ

日本経済の行き詰まりの一つの原因として、家計貯蓄の半分以上が現金・預金で運用されているため、リスクマネーが供給されないことがよく指摘される。この原因は金融機関が銀行に片寄っているためではないか、ということでバブル期には海外の投資銀行が大挙して押し寄せたが、バブル崩壊後にほとんどが撤退した。日本人がリスクがきらいなのは銀行が多いからではなく、逆に日本人がリスク回避的だから預貯金が多いと考えるしかない。

Amazon.co.jp: リスクに背を向ける日本人 (講談社現代新書): 山岸 俊男, メアリー C・ブリントン: 本

【目次】
第一章 日本を覆う「リスク回避傾向」
第二章 はしごを外された若者たち
第三章 どこで自分を探すのか?
第四章 決められない日本人
第五章 空気とまわりの目
第六章 なぜ日本人は子どもを産まないのか?
第七章 グローバル化の意味
第八章 女性の能力を生かすには
第九章 ジャパン・アズ・ナンバースリー

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「リスクに背を向ける日本人」を読んでみたい” に対して2件のコメントがあります。

  1. 一人親方 より:

    どうも御無沙汰です。最近は工事の仕事が忙しく、ここを見る余裕が無かった次第です。人生のリスクですか・・・俺の場合は当たって砕けろ!精神では無く情報収集をして緻密な計算で最近は動いているような?本の著者は外国人みたいですが、中からでは無く外から見て初めて本質的な面で「この国はおかしい」と思うかも。島国に住んでいれば閉鎖的な考えに、なるかも知れません。

  2. happyman より:

    まあ・・・おかしいながらもなんとかバランスを取っているのがこの国なのかもしれないなあと思っています。

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