1回ラウンドファスナーの治具を作ったことがあるのですが、あれって意外と作りにくいのは認識しておりました。

一体もので出すから溝の部分にサポート入れたりしないといけなかったりするんですが、いろんなラウンドファスナーの治具を見ていると3つに別れたりする木製のものも有ったりします。

真似して組み木みたいな治具を作ってみたのですが、どうもしっくりしません。

治具はバラバラになっても良いけど、普段はくっついていないとダメだと考えました。

ふと・・・そういえばソックブロッカー作ったときのことを思い出しました。

あれも、バラバラになってはダメだから、工夫をしたんだっけ?

はじめてのソックニッターになるつもりはないのですが、「3Dプリンターでソックブロッカーを作って欲しい」という依頼を受けました – 不器用貧乏によろしく

あの機構を利用できないものか?とちょっと考えたら、こんな試作品が出来ました。

外側と内側をサンドする構造にして、その接合部をソックブロッカーの時の丸穴ではめ込むようにしました。

パチッとはまりました。だいぶこういうの作るの慣れてきました。

こういう形で挟む治具が出来ました。中央部がファスナーが来るところになります。

幅は真ん中の治具の厚みを変えて調整する形です。

あとは溝の深さをもう少し浅くした方が使いやすそうですね。

もう少し勘考の余地がありそうです。