Anycubic Photon Mono 4Kを購入した目的の一つに、エンボス加工の型を作ってみることでした。
3Dプリンターの0.2mmノズルを使ったらもっと細かい革のエンボス加工が出来るみたいだ – 不器用貧乏によろしく
フィラメントからノズルで作ってみたのですが、ノズルで出せる細さのものしか型が出来ませんし、ノズルの調子が悪いとムラができてしまって、歩留まりが悪かったが不満でした。
だったら光造形型3Dプリンターで平板+エンボス型を出力してみるというのが当面の目標となりました。
光造形型3Dプリンター+平板と検索してもあまり良い情報にはヒットしなかったのですが、たぶんこれが正解に近い?というのがこれです。
SK本舗ユーザーのリレーコラム#05「3Dプリンターで水洗いレジンを使用した際の反り対策と模型制作を考える」(今井誠) – 3Dプリンターとレジン&フィラメントの通販・購入
FDMで平板を出力する時は、ベッドの上いっぱいに四角形を書いて造形していくわけですが、光硬化型レジンではベッドの上に斜めで出力するのが正解のようです。
こんな形に出力してやる必要があるということを前提で検討することにしました。
・平板1mm厚で出力してみた
もうできあがりの時点でベコベコなのが解ります。
もう積層痕は見えるわ、ベコベコですね。1mm厚ではどうもよろしくないみたい。
サポートを入れたら安定するのかもしれないが、あとで力をかけて割れてもがっかりなので1mm厚は諦めました。
・2mm厚で出力してみた
1mmの厚さの時よりはかなり安定してきてはいる。
うらもそこそこ綺麗になっている。紫外線ライト当てて二次硬化してみます。
このサイズで微妙にベゴが出ています。どうも乾燥二次硬化の段階で反りがさらに進行する感じ。
試しに最大サイズに近いものを出したら反り返ってしまいました。
どうも乾燥二次硬化が鬼門のようです。
・3mm厚の板で出力してみた
分厚いですが、これくらいになるとだいぶ安定するようです。
乾燥させて、二次硬化させてみます。
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