断層運動の伝播が起きているのか?
熊本を発端とした地震は、南東方向に展開している。
こんな断層運動の伝播は、阪神淡路大震災や中越地震でも見ていない。
それよりも実は止まる点が何処かにあって、神戸も新潟もそこまで動いたのかも知れない。
熊本は、その終息点が何処にあるのか我々に解っていないだけなのかも知れない。
完全に九州は北東-南西方向にすっぱり切られてしまった感じだ。
ここまで広がることなんて誰も予想できないよな。人間の想定なんて、地球様にとっては、屁みたいなもんなのだろう。
「震源、じわじわと東に」 別の活断層に影響の可能性:朝日新聞デジタル
気になるのは、阿蘇山周辺は地震が起きていない。
火山活動と内陸の断層運動というのはリンクしているだろうか?
我々が見たことのないことを今は見せられているのかも知れない。
地質学・地球科学というのは残酷だけど、面白いのはこういうところなんだろう。
今までの仮説がことごとく否定されて、答え合わせを見せてくれているわけだから。
先生たちの目が輝いているのが不謹慎と言われるかも知れないけど、真理の探究がまさに見える現象に向き合ってるからなんだろうな。
こんな出来損ないの私でも、いろんなものが見えてくることが面白いと思ってしまう。
備えあれば憂いなし