「未来を見据えて具体的な対策を」を受講してきた

1ヶ月に1回開催される名古屋大学防災アカデミー。6月も時間があったので受講してきました。
6月17日開催。講師は、和泉 正哲先生。「未来を見据えて具体的な対策を」でした。

和泉先生は、建築構造力学、耐震工学の先生なので、もう少しマニアックな話が聞けるかと期待していたのですが、さすが市民講座です、とても人間くさい話になってしまいました。
つまりは御歳80歳になり、「防災のことよりも日本社会の姿があまりに心配なんだそうです。」
マスコミが悪いだの、教育に問題があるだの、アメリカや中国に言いなりだの、軍事や福祉や・・・と色々仰っていたので、途中で疲れてしまったのが本音です。
(ほんとはそれが大問題であることは解ってますが、一市民にはどうすることも出来ません。流れに逆らわず生きていくしかないのです。)

気になった話題が少し出てきました。
和泉先生は、建設省建築研究所(官)に努めておられて、そのあと東北大学(学)、そのあと清水建設(民)におられたそうです。
(まあ色々キャリアがあるので、そう言う社会的な話をしたくなったのでしょう。)
免震構造物や長周期地震動のパイオニア的存在であり、建築研究所時代は、免震構造物の研究をしていたとのこと。(20年先を行く研究)
当時の免震構造物は異端とされて、国内では認められていなかった。(1960年代の話だろうか?)

まあそう言う話題をもっと聴きたかったと思う、少し残念なセミナーでした。
市民講座ですから仕方がないですね。

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