長周期地震動でやばい本丸はどこ?

今朝から長周期地震動の話題が飛び交っているのですが、どうも政府が長周期地震動についての対策検討に乗り出したらしい。

超高層ビル、横揺れ最大6メートル 南海トラフ・長周期地震動  | 1面 | 朝夕刊 | 中日新聞プラス

年末・クリスマスモードでなんか変なニュースが流れるよりマシだと思います。

まあそう言うわけで、都市部での長周期地震動がクローズアップされている。

東京・大阪・名古屋の高層ビルで、長周期地震動が入ると、最上階の揺れ幅が何mにもなると言うことらしい。

地盤の卓越周期と建物の共振特性の関係で検討されていると考えていますが、さあ実際おきてみたらどうなるのか?わからない部分も多いと思います。

一応、ここでは建物の強度の方が、地震動よりも上回っているという仮定のもとで検討されていますが、ちょっと実際に揺らしてみたいとは思う。

激しい横揺れ「家具固定を」 長周期地震動 | 社会面 | 朝夕刊 | 中日新聞プラス

福和先生の格好いい写真が写っているのですが・・・

首都圏のことはよく解りません。

名古屋の地盤の卓越周期が3秒あたりにあり、大阪の地盤の卓越周期が2秒~6秒付近にあると記憶しているのですが、名古屋と大阪を考えたら格段にヤバイのは大阪でしょう。

高層ビルの数がはんぱなく違いますし、名古屋のほうが建物自体が新しい設計で作られてます。

日本の地盤の卓越周期ってどうなってるんだっけ?と思ってたら下の資料に行き着きました。

http://www.jaee.gr.jp/stack/submit-j/v11n01/hon/110106_Paper.pdf 

まあそう言うわけでブラックではありますが・・・共振でポッキリくる高層ビルもあるんじゃないかなあ?と思っていたりします。

そんなときはどうしようもないもんね。それ以外の対策できる物をなんとかしようという考えで進めるしかありません。

さあ・・・いつおきる?間に合いますかね?

原子力発電所のあるところが卓越周期が長いところがちょこちょこあるんですねえ。まあそれ以上は考えないでおきましょう。

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備えあれば憂いなし

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