国連防災世界会議

国連防災世界会議:
世界が注目、日本の発信

今日から国連防災世界会議が開催されるとのことです。
日本の地震や水害をはじめ観測システムが世界でトップ水準にあるとは思いますが、この情報を国民が的確に享受出来ているシステムになっているかわかりません。
スマトラ沖地震規模の地震が日本近海で発生すれば、間違いなく瞬時に津波警報が発令されるでしょう。
その情報を受けたときに、的確に国民が行動出来るか?
この世に生を受けてから、被災経験を受けずに人生を終える人がほとんどなかで、今自分が生活の拠点がどういう災害リスクを負っているのかを想像することは難しいのだと思います。
決して日本が防災先進国であると思わないことです。
「亀田弘行・京都大名誉教授(総合防災論)は「途上国でも使える技術を、こうした場で発信することは大切だ」と話している。」とあります。金ばかりかけて計測システムを作り上げても、享受出来るシステムがなければ同じ災害が繰り返されると私も思います。

21世紀の新しい防災指針を示すことを目的に、18日から神戸市で国連防災世界会議が開かれる。スマトラ沖大地震による大津波の世界的被害を受け、被災国への緊急支援と復興策も最大のテーマとして浮上した。阪神大震災から10年を経た地震国・日本は会議で何を発信し、会議は被災国の訴えにどう応えるのか。世界が注目する5日間の議論の行方は--。
【国連防災会議取材班】毎日新聞 2005年1月18日 1時53分

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