復興トリアージをしなかった結果がそろそろ炙り出されてきたようだ
東日本大震災の復興の中、被災地からの人口流出に歯止めが利かないという話が出ていた。
復興の優先順位を決めることなく、我も我もと復興が進む中、全部進捗が中途半端になり、それが待てない被災者が他所に転出するという結果になっているのかなあ?と思っております。
復興地区もトリアージしないと全部共倒れになるんだろうなあと、発災直後に思ったのだが、その問題が顕在化したような気がする。
仙台市と名取市と利府町で人口が増えているということは、ある意味復興トリアージで、仙台周辺を徹底的に復興しようという事になっているのかも知れない。
ただでさえ高齢化社会、人口減少、過疎化の問題を抱えていたわけで、そのトドメを刺した震災に対して、徹底抗戦ではやはり総倒れで終わるのかも知れない。
備えあれば憂いなし