広島の土石流災害
広島の土石流災害については、最近ずっと現場に出ていたので遠い国の話程度にしか頭にありませんでした。
かなり広域に崩壊が起きているようで、被災された方にはお気の毒だなあと思うしか有りません。
土砂災害、全国で発生の危険 もろい地質と豪雨が引き金:朝日新聞デジタル
朝日新聞のサイトに今回の土石流がどこで発生したかというのがまとめられていました。
かなり住宅が密集した都市化されたところなんですね。砂防堰堤もいっぱい作られていたのかなあ?
昨日、「花崗岩は風化が深部におよぶからねえ」なんて話(Twitter)をしてしまいましたが、いわゆる深層崩壊じゃないですね。
専門の方のコメントで、花崗岩の地山の崩壊では、表層崩壊がほとんどであると言われておりました。
先日の南木曽で起きた土石流も花崗岩の地山ですね。
以前、何処かの官庁業務物件の案件で、「地山の風化の進行の把握方法を検討する業務」なんてものが出ていたような記憶があったのですが、花崗岩の地中への風化速度ってどれくらいなのだろう?と漠然と思っております。
ただこの崩壊の形態を見ると、まあ周囲の風化帯が後退しながら崩壊していくのでしょうから、またなんかのきっかけがあれば、同じように崩壊するのでしょう。
申し訳ないのですが私は気が小さいので、こんな所に住みたいとは思いませんが・・・
いつものように、専門家の先生のコメントがまとめられていたので、つづきを記録しておきます。
一番下の、釜井先生の言葉が全てだと思っています。