豊川用水が枯渇寸前のため矢作川水系や天竜川水系から恵んでもらう段階に入っているらしい。
先日、宇連ダムの貯水率が0%となったところから話がどんどん深刻な事態になっている。
豊川水系宇連ダムの貯水率が0%となってしまった件(佐久間導水はできないらしい) | 地質屋さんと呼ばないで
矢作川水系に接続する「幸田蒲郡線」というのがあるらしい
これは私知りませんでした。

豊川用水の渇水対策、愛知県が矢作川水系からの連絡管を緊急使用へ 静岡県へも協力要請:中日新聞Web
記事によると幸田浄水場と蒲郡ポンプ場には導水管があるらしい。
しかし、毎秒0.06立方メートルって、細いです。
この幸田蒲郡線を検索してもたいしたものがでてこない。出てきたのはこれ。

[2016年10月20日]決算特別委員会(公営企業)わしの議員 |日本共産党愛知県議会議員団
設楽ダム建設を反対するための日本共産党の県議会質問のようです。
幸田蒲郡線が毎秒0.06立方メートルに対して、佐久間導水路が毎秒14立方メートルって、これはまあ全然桁違いなわけで、矢作川水系からのもらい水は無いよりはマシレベルとも読み取れます。
こんな話まで持ち込んで設楽ダム建設の反対を展開されているようだ。
矢作川の貯水率について
豊川水系が枯渇しているのなら矢作川から引けば良いじゃないかという日本共産党の話から今の矢作川水系の貯水率をみてみた。
木曽川・豊川・矢作川水系 ダム貯水率 – あいとよネット │ 公益財団法人 愛知・豊川用水振興協会

隣の水系ですから、やはり降水量が不足しているようです。
もともと愛知県の地域、渇水は台風シーズン前の夏に来るイメージがあるので、今この状況はあまりよくない。
天竜川水系は5月からで水源に余裕があるなら貰える約束らしい
佐久間ダムから豊川用水への導水は5月6日~9月20日の一定の条件を満たした場合のみ、最大で毎秒14立方メートル(年間5千万立方メートル)を供給できるとのことである。

渇水情報|河川事業|国土交通省 中部地方整備局 浜松河川国道事務所
昨年12月から節水対策が始まっているので、余裕があるわけじゃ無さそうです。
愛知県豊根村に新豊根ダムがあるので、分けて貰うとかそういう事情もあるのかもしれません。
リアルタイム情報|国土交通省 中部地方整備局 浜松河川国道事務所 新豊根ダム
電源開発が発電に利用している、みどり湖も満水じゃないんだね。
この地域の渇水状態は尋常じゃ無さそうだ。
豊川水系の集水面積は非常に狭い
もともと豊川水系の集水面積は非常に狭い。

東三河を潤す豊川用水、なぜ渇水が深刻化? 流域の影響や日常生活でできることは?:中日新聞Web
一方で、この深刻な水源不足が発生するとは考えられてなかった中、設楽ダム建設計画が進めてはいるのだが、反対運動も盛んでしたし、まだまだ完成までに時間がかかりそうですので、色々大変そうである。
もともとこの地域、台風が来て水がめいっぱいにして、年を越すみたいなイメージがあるので、ここ数年の台風の数が少ないのも大きく影響がありそうな気がします。
