大津波警報がでるくらいの津波が発生したのに地盤隆起で津波が相殺されていたらしい #令和6年能登半島地震
今日で地震発生後5日目になるわけですが、観測技術が東日本大震災の時よりも格段に向上しているので、リアルタイムにいろんな情報がネットで見られる時代になっています。
石川県 志賀町で津波4m超遡上か 輪島市では4m以上地盤が隆起 | NHK | 令和6年能登半島地震
こういう記事をみると少なからず津波の影響があった地域もあるようです。
ただ、能登半島の海岸線は軒並み地盤が隆起していて、津波高と地盤の隆起高が相殺して内陸に津波がやってこなかったようです。
珠洲市飯田港周辺は。地盤の隆起がなかったので津波の影響を受けており、船の被害がNHKの空撮ヘリでも見られました。
NHKヘリで珠洲市の飯田港の被災状況を空撮していたので見ていた #令和6年能登半島地震 | 地質屋さんと呼ばないで
その一方、能登半島の北側の海岸線は地盤が隆起しているので、津波が内陸に押し寄せたところは少なかったようです。
そのため、津波に流されてた被害はなかったのですが、その反面、救助活動に海路が使えないことになっているようです。
空中写真 (左:1/2撮影、右:災害前撮影) 令和6年能登半島地震
漁港のようなところで、船が接岸できる予定の場所が隆起して島って船が近づけなくなっているようです。。
いろんな観測結果が見られるから外野であれこれ言ってられる時代なのかもしれません。
備えあれば憂いなし