リビア洪水、年間降水量の1.5倍の降水量(750mm)が1日に降ったらしい
出遅れましたが、リビアの洪水災害はちょっとクリップしておきます。私用の落書きです。
リビア洪水で8000人死亡 なぜ被害拡大?いったい何が? | NHK
被災者の問題は有りますが、何でそうなったんだ?みたいな話だけ切り抜いておきます。
こんな乾燥地帯で、洪水の治水なんて考えないよなというのが率直な感想です。
日頃降水量が少なくて、ここに生活している人たちの命の水、灌漑目的のダムが決壊して河川流域が大きな被害を受けているとのことです。
ダムの整備が行われていないというのは、洪水災害の多い日本人の視点で見ればそうなるのかもしれないが、治水よりも灌漑という視点が軸足にあると考え方が少し違うのかもと感じました。
発生確率は数10年に一度かもしれませんが、普段にない気象が発生するとそう言う対策に軸足が置かれていない地域では災害が起きるのだろうと思いました。
このロックフィルダムが決壊したからという話ですが、この衛星画像を見ていると普段から水はあまり湛えていないのだろうか?
背後は乾燥した砂漠みたいなところですが、こういう大陸だと集中的に降った雨が地中浸透ってのが無いのかも知れません。
降ったら降っただけ河川に流れ込んでしまい、オーバーフローしたのかなあと勝手に思った次第です。
ダムが有っても無くてもこのレベルの雨が降っていたならば、相当の洪水被害は出たような気がします。
備えあれば憂いなし